トルコの旅・9日目
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●フェティエーパムッカレーイズミルーイスタンブールとトルコ大縦断
 娘が行きたくないと言っていたパムカッカレへ。バスは8時40分発なので、いつものトマトを食べてホテルを7時40分にチェックアウト。しかし、この時間だとミニバスはほとんど走っていません。20分くらい待ってやっと来ました。8時10分オトガル着。マイクロバスでデニズリまで4時間くらいとのことなので長旅に備えてトイレと水の購入。オトガルを出た通りの反対側の食堂で好きになったチョルバ。これで丁度の時間です。乗客は5割ほど、ほとんど地元の人のようです。フェティエの町を抜けるとすぐ山の中を走ります。途中3箇所ほど盆地の村のようなところを通過、きれいな景色が延々と続きました。
 2時間ほど走ったところのキャメリという小さな町でトイレ休憩。小さな子どもが外人が珍しいのか、ハローと近寄ってきます。ここを過ぎるとちょっと景色が変わりそんなにきれいではありません。里帰りしていたような親子連れが町にかえるといった車内です。E87の国道にでると今までのノロノロ運転がうそのようなスピードでデニズリを目指します。でもどうしても途中の町々に寄っていくためなかなかデニズリにはつきません。デニズリの街中に入ったときは1時をすぎていました。切符に行き先はパムッカレと書いてありますがちょっと不安です。大きな通りのちょっと手前でいきなりバスが停車、パムッカレへ行くやつはここでおりろといっている様子、えっこんなところで。降りた客は4人、外には自家用車が1台泊まっていました。私がパムッカレまで連れて行きます。荷物をトランクに入れてください。何だ客引きと結託してたのか。最初からいやな雰囲気。荷物といっても皆大きなバッグ。結局私の荷物をひざの上に載せて走り出しました。走り出すと早速商売の話。私は民宿を経営している是非我家に泊まってくれ。そんな気はないので無視していました。車は田舎の道を100キロ以上のスピード走ってました。おいおい大丈夫かよってな感じ。村に入るとくねくねと曲がって民宿の前で停車、俺の民宿だ見るだけでも見てくれとのこと。イタリアからのアベックは観念したように降りました。我々はこの村には泊まらない、パムッカレまで行ってくれというとあきらめたようにオトガルまで乗せてくれました。
 いやな村だなーということで、ここは見るだけで次はイズミルに行こうとこの時点で決定。オトガル近くのバス会社でデニズリからイズミルまでのバスを予約。バス会社の社員も村の人なのか、茨城の敬子が働いている民宿があるから泊まっていかないかとか、村人皆がしつこいところでした。荷物を事務所に預けて出て行くが観光客はほとんど見えず、見るからに寂れた村。5分ほどでパムッカレの料金所、といってもプレハブトイレのようなところに人が一人。確かに山全体が真っ白で奇妙な景色。ほどなく、靴を脱がされはだしで山の上へ。この辺りまでくると観光客が少々。水溜りは人工的に作ったもの。なーんだ、裸足で歩くと痛くて、つるつるしたところを探しながら上へ。来ましたパンフレットに載っているポイントへ。お湯などぜんぜん溜まっていません。かわりに草が生えてます。ガッカリ遺跡の由来ですね。上部の方は沢山の観光客。丘の上に行ってびっくり、大型バスが30台がズラリ。ここはツアー客しかいないのか。娘が言うには5年前から水なんか無いよ。ということはパンフレットは10年位前の写真を使っているのか。確かにイメージですって書いてあるけど、違いすぎるね。ツアーで来て、上からチラッと見て、遺跡をみて、温泉プールで買物すれば2時間くらい過ごせるところですね。もう来ないでしょう。みやげ物屋の中のトイレはチョー汚かった、ゲボが出そうになった、と娘がいっておりました。
 また来た石の上を、イテテといいながらバス会社の事務所まで帰りました。社員がもう帰ってきたのか。ミニバスまで時間があるから休んでいきな、といっても事務所の中はエアコンも無く暑いのでオトガルの木陰で休んでいました。出かけにミニバスはぼるから気をつけな、オトガルまでは1.5YTLだよと。ぼられることもなくオトガル到着。20分ほどあったので、トイレとケバブ。
 バスはほぼ満席。主要路線なのでしょう、バスもサービスもまあまあでした。1時間くらいはトルコらしい景色でしたがイズミルに近づくにつれ、日本的な景色に。高速に乗った後はほとんど日本的名な光景。次の目的地は決まっているけどイズミルに泊まるか、夜行でイスタンブールに行くか悩んだ末、イスタンブールの方が楽しいだろうと、夜行で行くことに。どうせならデラックスバスでとここで決定。
 オトガルからイズミル市内までは無料のマイクロバス。20分くらい待たされましたね。市の中心までは結構かかりましたね、約1時間ってもんです。ULUSOYの事務所はすぐ見つかりました。11時のバスを予約して散歩に、陽が沈んだ後の港の通りはにぎわっていました。でもどのホテルの窓も明かりはポツリポツリ。ホテルの前庭(歩道なのかな)で夕食。また、ちょっと散歩してバス会社の事務所へ。マイクロバスに乗ってこの会社専用のオトガルへ。バスは1−2のシート。ちょっとリッチな気分。一路イスタンブールへ。
 
ホテル7:40ーオトガル8:10ーマイクロバス8:40ーデニズリ13:00ー自家用車ーパムッカレ13:20=14:30ーミニバス15:00ーオトガル15:20=15:40ー大型バスーオトガル18:40ーイズミル19:50ーデラックスバス予約20:00ー散策20:00=21:00ー夕食21::00=22:00ーバス会社事務所22:30=22:40ーオトガル22:50=23:00ーイスタンブールへ
 
フェティエのオトガル フェティエのオトガル フェティエのオトガル
 
キャメリという小さな町 パムッカレ パンフレットとは大違い
 
パムッカレ パムッカレ
 
 
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